2022-05-07

2021-22 Yogibo WEリーグ 第19節

 「『もうやりたくない』そう思うくらいに叩いておきたい」4月29日の第19節を前にしてINAC神戸のある選手はそう語ったと伝えられている。
それは5日後の5月4日に予定されている第11節の繰延べ試合を念頭に置いた発言である。この言葉が出てきた背景には、直近の2試合、第17・18節の広島が予想外の良い勝ち方をしているということがあっただろう。さらには、前半戦の第5節で広島は王者浦和に劇的な逆転勝ちをしたこと、さらにはそれを皮切りに浦和が3連敗のドロ沼にはまったことがあったかもしれない。
 広島は強いチームではない。15試合が終わってまだ4勝しかしていないのである。そういう弱小チームを相手にしてのこの言葉は少し調子が強すぎる。『もうやりたくない』と思うほど叩く必要がある、のは、そうしないと危険だから、なのであうか。つまりここまで無敗を誇りWEリーグ初代女王の栄冠をほぼ手中にしているチームをして胸に一抹の不安感を起こさせる、そんな存在がサンフレッチェ広島レジーナだということなのだろうか。
 
 そして4月29日第19節の結果はどうだったか。3−2でINAC神戸レオネッサは勝利した。だが果たしてレオネッサは広島を『もうやりたくない』という気にさせるほど叩くことができただろうか。結果は逆だった。『もうやりたくない』と思ったのは神戸の方だったのだ。


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